FIRE・経済的自由 旅をする

「旅」と「FIRE」の両立で人生の幸福度を上げる【全体コンセプト】

2023年8月27日

旅とFIRE
*本ページはプロモーションが含まれています。

◾️はじめに

こんにちは!
くろひよです。

本日はブログのテーマでもある「旅」と「FIRE」の両立について書きたいと思います。

お金を使っていく「旅」、
お金を貯めていく「FIRE」。
一見矛盾した目標ですが、ともに自分の人生を振り返ったとき、人生を大きく好転させ、幸福度を上げてくれたキーワードです。

当ブログの目的は、旅とFIREを両立させながら、人生を豊かにし幸福度を上げることです。

くろひよ
くろひよ
FIREから得られる自由、
旅から得られる経験は、
幸福度を高めてくれる!

そうは言っても、
「円安で物価高の時代に海外旅行には行けないよ」
「FIREして仕事を辞めるなんて無理だよ」
「そんな夢物語を考える暇はないよ」
と感じるかもしれません。

しかし、
超氷河期世代の自分でも、普通の職場で働き、たまに旅をしながらFIREへの取組を実践してきた結果、人生が変な方向に進んでいると感じたことはありません。
経験と資産が蓄積して、自信と余裕が出てきたように感じます。

このブログを読むことで、旅を楽しむための具体的なヒントや、FIREに至るステップや考えを学ぶことができます。

◾️旅の効果

旅

まず、「旅」についてです。
学生時代に地理歴史を専攻していたこともあり、もともと様々な地域を訪れることが好きでした。
特に、海外一人旅に頻繁に行くようになってからは、
・外部出向の機会を得た
・全国を巡る仕事が増えた
・全国に仲間ができた
・海外出張の機会を得た
・海外の友人もできた
など不思議な縁に恵まれるようになりました。

その他にも、
・旅やトラブル解決の経験が自信や余裕を生んだ
・健康の大切さ(食事の大切さ)を知った
・人のありがたみを知った
・日本の良さを再認識した
・仕事で大きなプロジェクトを任された
など直接の因果関係はないけれど、人生の変化を感じました。

これまでに日本全国と海外20カ国を旅してきました。

①心の成長につながる

ヨーロッパ鉄道

旅をとおして、新しい文化や価値観に触れることによる知見の広がりや、旅行中の困難や挑戦を乗り越えることによる心の成長につながります。

運転免許証を取得したばかりの頃は、一人でレンタカーを借りて旅をするだけでも大きな挑戦でした。
しかし、それができるようになったとき、
「これで、全国各地に自分で行けるんだな」
と自信につながりました。

似たような経験は、
ヨーロッパで鉄道旅行をしたときにもありました。
ヨーロッパはシェンゲン協定により国家間の国境検査なしで移動ができることから、鉄道で多くの地域を巡ることができます。
ドイツのフランクフルトを拠点に、ドイツ各地とベルギーやオランダを鉄道で一人旅をしました。
その経験から、
「これで、ヨーロッパを自分でまわれるな」
とこれも自信につながりました。
「自分で世界を移動できる」ことは自信につながるんですね。

また、旅行トラブルとして多かったのはスリ。
日本ではまずあり得ないですが、ヨーロッパなんかは本当に多い。
・パリ地下鉄のスリ
・マドリードのアンケートスリ
・タラゴナの鳩の糞スリ
・ウィーンの集団子どもスリ
・プラハの妊婦を装うスリ

幸い、盗られることはなかったですが、これだけスリに狙われると周囲を警戒するようになるし、何かあっても度胸がつきます。
日本の治安の良さの中では得られない感覚です。

②新しい人間関係が構築できる

ディジョン マルシェ

旅先では地元の人々や他の旅行者など多くの出会いがあります。
そこでの偶然の出会いが新たな人間関係につながったり、リアルな情報が得られるようになるのも異文化交流の魅力です。

昨今のインバウンドの盛況ぶりを見てもわかるとおり、日本が好きな外国人はけっこういると感じました。

フランスのワインで有名なブルゴーニュの都市ディジョンで出会ったフランス人。
彼は日本を紹介するブログを主宰し、もちろん日本のことが大好きです。

日本語が非常に上手いエジプト人ガイド。
なぜ日本語を学ぶことになったのかと尋ねたら、日本の支援でエジプトに送られた救急車に感銘を受けたからだと言います。
日本の海外支援をきっかけとして、日本のファンになってくれる外国人が実際いるんだなと驚きました。

海外に居住するようになった日本人も大勢いらっしゃいます。
フランスに在住された方は、日本酒をヨーロッパに紹介する活動をなさっています。
また、長年イスラエルでガイドをなさっている方は、日本でのイスラエルとアラブ諸国の報道のあり方にバイアスがかかっている、とお話をされていました。

旅先で出会った人とはFacebookでつながったり、日本に遊びに来たときに再会したりすることで新しい人間関係が構築されていきます。

③学びと発見の機会になる

イスラエル 神殿の丘

中東のイメージはいつも小競り合い。
その真っ只中にいるのがイスラエルです。
入国は東のヨルダンからの陸路でした。
しかし、入国にはとても時間がかかるのです。
兵隊が、乗っているバスに爆薬が仕掛けられていないかを入念にチェックをするためです。

聖地エルサレムの「神殿の丘」では、イスラム教とユダヤ教の聖地が重なりあうことからアラブ人とユダヤ人のいざこざが絶えません。
実際、神殿の丘でユダヤ人のグループに向かってアラブ人が「アッラー・アクバル」(神は偉大なり)と叫んでいました。
ユダヤ人とアラブ人の居住区を分ける分離壁の存在や、パレスチナ自治区に掲げられた注意看板(ユダヤ人が入ると安全の保障がないといった記載)。
日本とは違って、戦争が身近にある国を旅することも新たな学びにつながります。

ちなみにイスラエル観光は基本的に安全です。
食事も健康的で美味しいし、何より聖書時代の歴史や文化が根付いた素晴らしい場所です。

④リセットとリフレッシュの機会になる

ニュージーランド マウントクック

旅には日常をリセットして、リラックスする効果があります。
特に大自然に囲まれた場所では強く感じます。

ニュージーランド南島のマウントクック国立公園(アオラキ)をトレッキングしたことがあります。
草花や湖、山の雰囲気や色彩が、日本の自然景観とも異なっていて、とにかく美しい。
緑の平原や川の流れる山道を歩くのは、実に癒されました。
こういうリセットの機会がないと、日常に埋没してしまい、人生の大切なことを見失いがちになる気がします。

⑤経済に鋭くなる

ケネディ空港

旅行にお金を使うことにメリットがあるといっても、やはりコストパフォーマンスは気になります。

10年くらい前、ニューヨークの空港で、パンと水の購入だけで2,000円くらいかかりました。
当時も日本と比べてアメリカの物価は高かったと思いますが、2023年現在は超円安ですのでさらに値段は高くなっています。

インフレ対策でFRBが金利を引き上げ、ドル高が続いています。
(逆に日本は利上げが難しいので円安です。)
日本を訪れるアメリカ人などインバウンドの立場からするとどうでしょう。
日本の商品・サービスは何でも格安です。

FIRE本に「地理的アービトラージ」という考えが紹介されています。
通貨の強い国で収入を稼ぎ、弱い国でリタイア生活するというFIREのテクニックです。
これを応用すれば、自国通貨(日本)よりも、弱い通貨を発行をしている国(例えばトルコ)への旅は旅の費用を圧縮してくれます。

⑥幸福度が上がる

富士吉田市 新倉山浅間公園

幸せはお金で買うことができるという研究があります。
「旅の経験」にお金を使うことは、幸福になるお金の使い方のひとつであることが実証されています。
経験には、社会的つながりを生み、楽しい気持ちで繰り返し語ることができ、理想の自分像に結びつき、滅多にないチャンスを味わうことができ、たとえ苦痛を伴ったとしても幸福度を上げてくれる効果があります。

特に、旅の経験を、楽しい気持ちで繰り返し語ることができれば、旅は終わったとしても、旅の思い出をネタに、永遠に楽しい気分を味わうことができます。
これはお金をかける価値があるものではないでしょうか。

旅によって自分自身の「成長」を感じるのも、幸福度が上がっている証拠の一つだと思います。
その点、「海外一人旅」の効果は高かったです。
頼るものがない不安があるからこそ、自分一人のチカラで旅を成し遂げたという達成感は、代え難い自信につながりました。

ピースボート

世界一周の船旅で有名なピースボート。
無料の資料請求や説明会があるので、参加するだけでも旅の気分を味わえるでしょう。

◾️FIREの効果

FIRE

もう一つのテーマ「FIRE」についてです。
FIRE、経済的独立と早期退職。
一言でいうと、十分な資産を貯めたら仕事を早く辞めよう、です。

自分が就職した頃はまだまだ終身雇用的な価値観が支配的な時代。
「就職したら定年まで働き続けなくてはいけない」というのが常識でした。
しかし時代とともに同じ職場で働き続けるという価値観は限界を迎えました。

そしてコロナ禍。
部屋にこもることの多い時期、YouTube動画やFIREを紹介した本をきっかけに、工夫していけば資産所得による収入で、経済的独立という選択をとることができるのだと知りました。
衝撃的でした。
今までお金の使い方に無頓着。
投資もFXで資金を溶かす始末でした。
FIREの概念を知ったのは2020年。
すぐにFIREを目指そうと思い立ちました。
(取組についてはこちら。投資についてはこちら
お金こそは自由の土台。
そして3年後には、アッパーマス層まで到達できました。

①FIREの状態

FIREは生活費を資産所得で賄えているため、生活のために働く必要のない状態です。
働くも働かないも自由。
FIREは「自由」なのです。

FIREにはいくつかタイプがあり、
必要な資産は、それぞれの生活スタイル(出費)によります。
日本では5,000万円あたりを目標にすることが多いようですが、もっとはやく3,000万円くらいでFIREする人も多いようです。

②FIREの指標と目標値

FIREは、生活費の25年分の資産を達成することが指標です。
月に20万円の支出なら年間240万円の生活費。
25年分は6,000万円。
これが目標値です。

なお、生活費の半分を自分のビジネスで稼げる場合、上記目標は3,000万円で済むので、それだけ早期FIREができます(サイドFIRE)。

③FIREのメリット

FIREがもたらすメリットは非常に多いです。
​​

・時間の自由

通常のリタイア年齢よりも早く、自分の時間を自由に使えるようになります。
仕事に縛られることなく、趣味や学び、家族や友人との時間を有意義に過ごすことが可能になります。

・精神的自由

経済的なプレッシャーから解放され、生活費を稼ぐための仕事に追われることがなくなります。
金銭的な不安やプレッシャーから解放されることで、ストレスが減少し、メンタルの質が向上する可能性があります。

・健康意識の向上

早期にリタイアすることで、健康のための時間を増やすことができます。
例えば運動、栄養、メンタルケアに投資することが容易になります。
人生におけるお金の問題が解決したことではじめて、自分の健康と向き合う時間が生まれ、長期的で健康的なライフスタイルを描けるようになります。
健康は全ての土台です。

・学びや自己成長

興味や情熱ある分野に取り組む時間が増え、新しいスキルや知識を追求するチャンスが増加します。
金銭的な安定感があると、自分自身の成長や新しい経験のための投資がしやすくなります。

・新しいキャリアや挑戦の機会

経済的なリスクを気にせず、新しいビジネスやキャリアに挑戦できます。
金銭的なリスクが少なくなると、よりリスクを取りやすくなり、人生の新しい段階に挑戦するモチベーションが湧きます。

④FIREに向けたマインドセット

FIREによる自由は、人によっては倦怠感や無気力を引き起こす可能性があります。
時間とお金を持て余し、
「ただ命を長らえているだけ...」
「退屈だ...」
「暇だ...」
このようなマインドに陥るとうつになります。
日頃から、
「自分が何をやりたいのか」
「これからどう生きていたいのか」
これを自分に問い続けて、価値観を明確にしておくことが必要です。
人生を主体的に生きようとするマインドが重要です。

⑤FIREを追求する障壁

FIRE達成者は、圧倒的に少数派です。
世間はもちろん家族や友人からの理解が得られない可能性もあります。
しかし、身近な関係であってもそれは他人の人生。
自分自身のFIREへの覚悟が問われます。
簡単な目標ではありません。
淡々とブレずに目標に向かって資産を積み上げていくことが必要です。

⑥FIREを目指して

FIREを目指す過程で感じたのは、ミニマリスト的発想との類似です。
ミニマリストは「より少ないものでより豊かに」を考えます。
FIREを目指す最初の段階。
生活支出を見直す段階では、余計な支出を削る作業があります。
「本当に価値があるものは何なのか」を考えるようになります。
そうすると、このお金の使い方は、
「価値があるものなのか?」
「資産になるものなのか?」
「自己投資につながるものなのか?」
「ただ一時的な感情を満たすだけのものでは?」
と考えるようになり、徐々に無駄な支出をしなくなります。

支出を削る価値判断ができていないと、資産は増えません。
収入や投資で資産が増えても、結局、使ってしまうからです。

自分の場合は、住居と車を見直して支出カットを行いました。
また、レバレッジ投資をやめてインデックス投資をはじめました。

◾️旅をしながらFIREする方法

今後の旅とFIRE

年に何度か旅をして、日本に居住してFIREを達成するスタイルは可能でしょう。
ここでは、旅をしながらFIREを達成する方法を見ていきます。

①会社員リモートワーカー

コロナ禍を経て社会のデジタル化が進み、リモートワークが世間に大きく浸透しました。
これはリモートワーカーにとっては追い風です。
特に、エンジニアやプログラマーといった高給職種は、会社からリモートワークが推奨されたこともあり、旅をしながらFIREを達成する可能性は大きいでしょう。

②フリーランス/デジタルノマド

フリーランス(個人事業主)は、もともと裁量も自由度も高いです。
海外を拠点に活動するノマドワーカーは、エンジニア、WEB制作、動画編集、WEBライター、SNSマーケターなどで、生計を立てている人が多くいます。
これらは副業で取り上げられることの多い職種でもあります。
ノマドワーカーの中でも、特に在宅でこなせる職種をデジタルノマドと呼びます。
デジタルノマドは、投資を上手く活用すれば、旅をしながらFIREする可能性は大きいでしょう。
通貨の弱い国を拠点にして、強い国から報酬を受け取っていれば、可能性はさらに大きいでしょう。
ただし、銀行口座や証券口座の管理、税金に関して、居住する国と日本とのバランスを検討しておく必要があります。

③投資の活用

FIRE達成者の多くは投資を行っています。
全世界株やS&P500などのインデックス投資や高配当株投資、不動産投資を行っている人が多い印象です。
2024年から始まる新NISA制度では、国民一人あたり1,800万円までの資産運用が非課税となります。
これは利用した方が得な国の制度です。

④生活コストの最適化

資産運用していれば、物価の安い国で生活するだけで逆に資産は増えます。
東南アジアのタイ・バンコクに移住する人が多くいました。
ノマド本によると、東欧ジョージア・トビリシに人気があります。
他には、
インドネシア・バリ島、
トルコ・イスタンブール、
ポルトガル・リスボン、
マレーシア・ペナン島などが
生活コストを抑えられる地域として有名です。

◾️旅とFIREの両立のまとめと今後の展望

まとめ

以上「旅」と「FIRE」の価値について、個人的経験を交えてご紹介してきました。
自身の成長を促し幸福度を高める「旅」の経験。
お金の不安や雇われ労働から自由になる「FIRE」。
旅とFIREの両立は人生を豊かにし、人生で目指す価値のあるものだと強く思います。

また、旅をしながらFIREする方法についても見てきました。
在宅で稼げるデジタルノマドのスキル、
インデックス投資の活用、
コストが安い国での生活。
これらを実践できれば旅をしながらFIREができるでしょう。

テクノロジーの発展により、今後もリモートワークやデジタルノマドのようなスタイルは増えていくのではないでしょうか。
デジタルノマドのスタイルは、サイドFIREした場合の働き方モデルともなりそうです。

読者の方にも、旅とFIREの両立の価値が伝わって、旅を始める第一歩やFIREへのアプローチの後押しになれば幸いです。

FIREの達成方法はロードマップにまとめたので以下をご覧ください。
(少なくともアッパーマス層への到達は、自分の経験から実証できています。)

このサイトについて

ここには、自己紹介やサイトの紹介、あるいはクレジットの類を書くと良いでしょう。

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くろひよ

\旅のトリコ、FIRE目指す/ 旅のトリコくろひよが、旅の魅力とFIREの過程を紹介するよ ★街を徘徊して見つけた都市の魅力が好物 ★歴史・地理・地形・建築・文化・アート・痕跡・再開発など ★同じくらいお金が好物(アッパーマス層に)

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