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【まとめ】FIRE ” 経済的に独立して早く引退しよう ” に向けて実践してきた3つの戦略と記録【資産半年で200万円/年間で600万円増加】🔥
このブログでは、FIREに向けた実践として投資や関連ニュース、健康についてリアルタイムでお伝えしてきました。
今回、全体的ロードマップとあわせて半年間の私自身の取組事例をお伝えすることで、FIREについての理解が進めばと思い、執筆しました。
なるべくスキルや才能に左右されない「再現性」、つまり誰でも効果のあるものを意識して書きました。
必ず、人生のどこかで役に立つ部分があると思いますのでぜひご覧ください。
- FIREって最近よく聞くけど何なの❓
- FIREは魅力的だけど、どうすればいいの❓
- FIREを目指してどうだったの❓
- FIREは人生の主導権を握る生き方です
- 実践している3つのFIRE戦略をご紹介します
- 資産200万円増えました(他にも良い変化あり)
1.FIREは人生の主導権を握る生き方です
FIREは”Financial Independence, Retire Early” の略称です。
「経済的に独立して、早く引退しよう」
人生を自由に生きる選択肢を得た状態のことです。
作家の橘玲さんが、「金融資本」と「人的資本」という概念を示しています。
金融資本は、お金・資産所得・不労所得のこと。
人的資本は、あなた自身の価値・労働力のことです。
若いときは、人的資本の労働力を使って、金融資本であるお金を稼いでいきます。
人によっては、稼ぎの一部を投資に回して金融資本を増やすかもしれません。
しかし、年齢を重ねるに連れて人的資本は減っていきます。
高齢になるとあまり人的資本は残っていません。
そのときは、いままで蓄積してきた金融資本の出番となります(年金を含めて)。
年齢を重ねるに連れて、人的資本から金融資本にスイッチして暮らしていく。
人生において人的資本から金融資本に比重が変わってくる、ということは意識しておく必要があります。
以上を踏まえ、
FIREとは、人的資本を使って早々に生活をまかなう程度の金融資本(資産所得・不労所得)を手にして自分の人生の時間と主導権を取り戻すことであり、やりたいことを自由に選択できる生き方だと考えます。
FIREについてはYouTubeが参考になるのでご覧ください。
2.実践している3つのFIRE戦略をご紹介します
まず、はじめに各自の置かれている環境や条件が異なると思います。
サンプルである私の戦略実践前の条件を記しておきます。
■家族:独身
■職業:フルタイム・事務職
■住居:賃貸マンション(関東)
■投資:FX短期売買のみ経験
現在、FIRE目標からすると道半ばですが、
半年前から実際にどういったことを実践をしてきたのかを具体的にご紹介します。
これを読まれている方にとっても、どこかで役に立つのではないかと思います。
FIREを目指すにあたって、人的資本を以下「3つの戦略」に投下していくことにしました。
(1)倹約戦略、(2)投資戦略、(3)事業戦略 です。
(半年前は上記のように意識はしていなくて、手当たり次第できることをやってきました。それを振り返り整理したものとなります)
(1)倹約戦略
3つの戦略のうち、誰でも取り組めて最も再現性の高い手法です。
倹約に取組む前に、ご自身の「生活をまかなえるだけの金融資本」(FIRE目標金額)がいくらなのかゴールを明確にしましょう。
【公式】 FIRE目標金額 = 月の生活費*12ヶ月*25年分
(25年分はトリニティ・スタディ4%ルールに基づく)
この式で明らかにしなくてはならないのが「月の生活費」です。
この金額の大きさによって、FIRE目標額が大きく変わってきます。
毎月の生活費が30万円なら、目標額は30万円*12ヶ月*25年=9,000万円となります。
しかし、15万円なら、目標額は半分の4,500万円で済みます。
目標額を、仮に米国S&P500インデックスファンドに投資しているとき、年間4%ずつ取り崩していっても金融資本は減りません(トリニティ・スタディ)。
なぜなら、米国の市場はそれ以上の成長を続けていて、年間4%を取り崩したとしても翌年には回復している傾向が高いからです。
*ただし、これは毎年4%以上の利回りを確実に得られるという意味ではなく、上下動があって数年〜数十年単位でならして見たとき、結果的に4%以上の成長を達成していたということです。また、トリニティ・スタディのポートフォリオには債券が組み込まれています。
*参考:4%ルールについて
株式市場はプラスサムゲームであり、これまでずっと拡大してきました。
とはいっても、この目標額をみて「いやいやいや、こんな金額は無理でしょ」と思うかもしれません。
私も実際そう思いました。
しかし、生活コストの半分を不労所得でまかない、残り半分のコストを労働でまかなう方法もあります。
先の例で、生活費が月に15万円であれば、FIRE目標額はだいたい4,500万円となります。
労働で7.5万円をまかなうことにすれば、FIRE目標額はその半分2,250万円まで下がります。
以上の半分は不労所得、半分は労働でまかなうという考えを「サイドFIRE」といいます。
全ての時間と収入を、一つの会社に捧げるという生き方よりも、
「サイドFIRE」という生き方は、自分の時間を大切にしながらも、働きながら社会との関係も維持出来るバランスの取れたものかもしれません。
とりあえず、公式から目標額は出せましたでしょうか?
話を倹約に戻すと、
きちんと自分の資産状況と生活費を把握するために、マネーフォワードでしっかり管理しましょう(有料版の方がいいです)。
常に自分の資産状況を把握できていることが、FIREを目指していく上での最低条件です。
「本当に人生で必要な費用とは何なのか」という価値観の見直せる良い機会です。
先ほどの目標額で見たように、生活コストによってゴールまでの期間が大きく変わります。
それを意識するだけでも、ムダにお金を使わなくなっているはずです。
(毎月5万円の不労所得を得るには、1,500万円もの金融資本が必要となります)
ここまでで、ご自身の生活コストが把握できましたでしょうか?
特に見直すべき生活コストは、3大コスト(家賃・車・保険)です。
ここで圧縮した分をどの程度投資に回すことができるかが重要になってきます。
以下、具体的にどういった倹約の戦術をとってきたのか見ていきましょう!
(直接的な倹約)
マンションを解約し実家に住むことにした
結論から言うと、これが最大の倹約効果でした。
もともと高層マンションに賃貸で住んでいました。
一方の実家は、マンションからの距離は遠くはなく、また両親しか住んでおらず、部屋も空室状態でした。
今から振り返ると、高層マンションに住むことで見栄を張っていたのでしょう。
見栄も住宅コストも高くつきます。
あるマネー系雑誌でFIRE達成者が実家に住んで蓄財したという内容を読んだとき、
すぐに、マンションを解約して実家に戻る決断をしました。
「いい歳して実家に戻るのはどうなんだ」という躊躇はありましたが、倹約という戦略面からは合理的です。
「そんなの独身だったからできた」という方もいらっしゃると思います。
確かにご家族の人数が多い場合ですと、スペースや親御さんとの関係が出てくると思います。
しかし、それでも「どうすれば住宅コストを圧縮できるか」を検討する価値は十分にあります。
住宅費は、どの国においても生活費に占める割合が最も高い固定費です。
だからこそ、最も倹約効果が得られるはずです。
社宅・寮・シェアハウスを選ぶ。
家賃交渉する。
少し郊外に住む。
あるいは、リセールバリューの高い場所に住む。
与えられた条件の中で、最も効果の高い方法を探してみましょう!
楽天モバイルに変更した(同時に楽天経済圏へ)
4年前くらいにdocomoを解約してフリーテルという格安SIMを使っていました。
3Gで月1,600円程度で十分低コストだったのですが、
自分の職場が楽天モバイル圏内に入るに至り昨年11月に乗り換えました。
1年間無料ですので確実なコスト減ですし、容量無制限、楽天ポイントで支払い可能などメリットがあります。
現時点で主要キャリアがすべて低コストプランを提示しています。
ただ「1年間無料」は大きいのでとりあえずは楽天モバイルにして、1年後に他社と比べてみるのがいいかもしれません。
ミネラルウォーターから水道水に切り替えた
以前は、Amazonでミネラルウォーターを定期便で購入していたり、
ふるさと納税の返礼品にミネラルウォーターを頼んでいたりしたのですが、それを止めることにしました。
きっかけは、勝間和代さんのネオ・ライフハック100で「ミネラルウォーターより安全な水道水を飲む」を読んだからです。
それからは、水はペットボトルに水道水、コーヒーの水も水道水にしています。
人によっては水についてこだわる人もいるでしょうが、
自分の場合、ゴミもお金も出ないし、特に生活の質は落ちなかったので良かったと思っています。
空きペットボトルやダンボールゴミが無くなっただけでも幸せです。
なお、自動販売機で毎日ペットボトル飲料を買うようなことはせず、マイボトル使用は前提です。
美容室からQB HOUSEに切り替えた
思春期の頃からか、ずーっと美容室でカットするのが当たり前になっていました。
ずーっと通っていると美容師が顔馴染みになるので当然と言えば当然ですが、よくよく考えると惰性であり無思考でした。
美容室のオシャレ雰囲気はいいのですが、金額も一回4〜5千円。
毎回予約しなくてはならないし、カット時間もけっこう長い。
気を使って話しかけていただくこともあるのですが、毎回返答するのも面倒くさいと思うときがあります。
そこで、勇気を持ってQB HOUSEに行ってみました(予約不要で首都圏だとだいたい駅の近くにある)。
自分にとっては全然ありでした。
価格も従来の1/4程度で(Suica支払い可)、時間も10分ちょっとで従来の1/4から1/5程度。
高い生産性です。
肝心の仕上げも、自分としては全く問題なしでした。
有名な美容室にたまに通うより、QB HOUSEに通う回数を増やした方が、よほど小綺麗にできるのではと思いました。
iPhoneの引き取りをApple Storeからラクマ(またはメルカリ)の転売に切り替えた
docomoを使っていたときはAndroid端末だったのですが、格安SIMに切り替えたときからiPhoneを愛用するようになりました。
iPhoneの機種変更に際しては以前はApple Storeで引取りをしてキャッシュバックを受けていました。
楽な方法ですが、必ずしも高い還元率とは言えません。
直近で、iPhone11ProからiPhone12ProMaxに機種変更した際、初めてフリマアプリを使って転売しました。
iPhoneはもともとリセールバリューの高いアイテムです。
iPhone11Proの購入価格が132,624円に対し、ラクマでの手数料を差し引いた売上は83,000円でした。
差額49,624円が一年間のiPhone利用コストでした(月コストは4,135円)。
これが仮にApple Storeの引き取りを選んだ場合、
おそらく売上は3万円程度にしかなりませんから差額は102,624円(月コストは8,552円)と倍増してしまいます。
フリマアプリは確かに手間がかかりますが、自分の時間コストであれば取組む価値があると思っています。
また、マーケティングの勉強にもなります。
一日三食から一日一食のプチ断食を開始した
これはブログ内の記事でもご紹介しているので説明はそちらに譲るとして、
要は健康のため、プチ断食を開始し、結果として朝食と昼食を取らなくなったので食費が減ったということです。
昼食だけでもざっくり男性平均585円×365日間=213,525円(年間)が抑えられるというかんじです。
ちなみに記事を書いている時点で丁度100日継続していますが、
めちゃくちゃ集中力が上がって仕事ができるし、体年齢も大幅に若返えりました。
(税金面での倹約)
ふるさと納税で楽天ふるさと納税に切り替えた
ふるさと納税自体は経験したことはあったのですが、あまり調べずにやっていて損をしていました。
楽天経済圏へ移行したこともあり、楽天ふるさと納税を昨年は試してみました。
そしてこれは非常にお得であり、結果的に倹約につながるものでした。
ふるさと納税といっても、楽天のショッピングサイトでお買い物感覚でできてしまいます。
シミュレーションで自分がいくらまでふるさと納税できるのかわかるので、まずはいくらまでできるのか調べましょう。
そして重要な点は、楽天ポイントが多く貰える日を狙ってふるさと納税を行うことです。
具体的には、5と10のつく日とお買い物マラソンの日が重なるような日を狙って行うのです。
そうすると、実質負担2,000円を超える楽天ポイントが付与されるでしょう。
税金を納めているのにポイント還元されるという状態です。
ちなみに、返礼品を生活必需品にすればさらに倹約力が高まります。
スマホで確定申告(ふるさと納税、医療費控除)した
先月はじめて確定申告をスマホでやってみました。
ふるさと納税をやった方はご存知だと思いますが、
寄付した自治体の数が5つ以内なら確定申告が不要になる「ワンストップ特例制度」を利用されている方もいらっしゃるでしょう。
しかし、医療費控除を受けるために確定申告をすると「ワンストップ特例制度」が無効になってしまうのです。
結局、ふるさと納税についてはワンストップサービスではなく、確定申告をしたほうが確実ということです(寄附金控除に該当します)。
追記:倹約戦略について
FIREに関して「そんなに倹約してケチケチするくらいなら、大きく稼げばいい」という意見もあるでしょう。
もっともなのですが、その再現性に関しては疑問があります。
倹約戦略には再現性があります。
誰もが、自分との折り合いの付け方次第で、コントロールの及ぶ範囲を変えることができます。
しかし、大きく稼げるかどうかは業界によって変わりますし、高年収の業界が万人に合うかどうかは疑問です。
またそのような業界は、当然ながら狭き門となるでしょう。
仮に大きく稼げたとしても、欲望にはキリがありません。
(収益が大きくても、純利益が僅かでは安定しません)
自分の価値感と一致した支出ができるとスマートですね。
(2)投資戦略(金融資本の最大化)
こちらはブログ内で毎週報告しています。
投資対象は、アメリカのS&P500インデックス指数に連動した投資信託をメインにしています。
長期分散投資の対象として定評があるもので、デイトレードなどハイリスク・ハイリターンのものと比べるとはるかに再現性が高いものです。
以下証券口座をつくる前段から確認していきます。
楽天カードを作成した
今まで見てきたとおり、楽天モバイルや楽天ふるさと納税などを使っていると、楽天ポイントが溜まりやすくなるわけですが、
その前提として楽天カードがないとポイント倍率が減ってしまいます。
楽天カードは、楽天経済圏への入場券のようなものです(年会費無料)。
楽天カードの場合、後でみる楽天証券で投資する場合、5万円までポイントが付きます(実質的な手数料の値引きになります)。
楽天銀行に口座を開設した
こちらも楽天証券との相性が素晴らしいので開設しました。
楽天証券とのマネーブリッジ設定(自動入出金設定など)を行うことで、普通預金金利が0.1%(税引後0.079%)の優遇金利が適用されます。
これは大手銀行普通金利が0.001%であることを踏まえると100倍の金利です。
ただ普通預金をするだけでも、楽天銀行と楽天証券に口座開設しておくことにメリットがあると思います。
楽天証券に口座を開設した
これがないと投資が始まりません。
楽天証券から、積立NISAやiDeCoの取引設定も行えます。
それ以外の通常取引はもちろん、楽天ポイントを使ったポイント投資もできます。
つみたてNISAをはじめた
つみたてNISAは、税金を引かれることなく積立投資ができる制度です。
特徴は以下のとおりです。
(1)年間40万円まで、投資で得た利益が非課税になる
通常の投資利益には、20.315%の税金がかかりますがそれが非課税になります。
例えば、普通は100万円の利益が出ても、手元に残るのは796,850円となってしまいます(203,150円が税金)。
積立NISAであれば100万円の利益はそのまま手元に残るという仕組みです。
(2)非課税で投資できる期間は、最長20年
20年間*40万円=800万円分の投資額が非課税となります。
毎月積立額が33,333円で(年間399,996円)、利回り5%とした場合、
20年後には13,700,985円となる計算です(5,701,065円が非課税で利益に)。
(3)投資の方法は「積立投資」のみ
長期の資産形成という点では堅実的です。
(4)投資対象は、金融庁の基準をクリアした投資信託
手数料が高いダメな投資信託は除外されています。
>> 投資シミュレーション
*積立期間が2042年まで可能になりました。2021年から始めれば22年間*40万円=880万円まで非課税枠が使えます。
iDeCoをはじめた
個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)とは、自分で作る年金制度のことです。
加入者が毎月一定の金額を積み立て(掛金を拠出)、あらかじめ用意された定期預金・保険・投資信託といった金融商品で自ら運用し、60歳以降に年金または一時金で受け取ります。以下メリットです。
(1)積立金額すべて「所得控除」の対象で、所得税・住民税が節税できます。
こちらで節税シミュレーションできます。
例えば、40歳から毎月12,000円拠出で年収700万円の場合、
所得控除による節税額の累計864,000円(各年43,200円程度)になります。
(2)運用で得た定期預金利息や投資信託運用益が「非課税」になります。
(3)受け取るとき「公的年金等控除」「退職所得控除」の対象です。
(一方、60歳になるまで引き出すことができない点がデメリットになります)
日本在住の20歳以上60歳未満の方であれば、原則誰でも始めることが可能です。
ただし、加入者のご職業等によって上限金額が定められています。
例えば、40歳から、毎月12,000円拠出で(年間144,000円)、利回り5%とした場合、
20年後には4,932,404となる計算です(2,052,404円が非課税で利益に)。
先ほどの節税額累計864,000円とあわせると5,796,404円になります。
*13,700,985円(つみたてNISA)+5,796,404円(iDeCo)=19,497,389円となり「老後資金2000万円問題」が概ねクリアできます。
特定口座で取引を始めた
つみたてNISA、iDeCoの上限を超えた部分を特定口座で運用はじめました。
こちらはブログ内で詳しくご紹介しています。
以上、投資戦略でした。
投資対象やポートフォリオの組み方は無数にあり、いろいろなインフルエンサーが推奨する方法も千差万別過ぎます。
詐欺まがいも横行する分野でもあります。
「どの投資手法が最適なのか」は人によって変わってくるでしょう。
かつて自分は、FX短期トレードにかなりの時間を費やしました(モニターに張り付く状況が続きます)。
結論、自分には才能がありませんでしたし、もっと早く切り替えるべきだったという反省があります。
自分の経験を踏まえると、FX短期トレードは、大儲けの可能性はありますが再現性に乏しいものでしょう。
一方で、長期分散投資は、対象を全世界株式や米国株式のインデックス投資にしておけば、概ね合格点が狙えるのではないかと思っています。
大儲けは難しいですし、時間がかかることになります。
しかし、再現性という点では高い方になるのかと思います。
現段階の自分の考えでは、投資戦略は長期分散投資の仕組みをつくったら、余計なことはしないで放置でいいと思っています。
(暴落時の心構えは必要です)
そして、浮いた時間は、以下の事業戦略に投下していく方がいいのではないかと思っています。
(3)事業戦略(人的資本の最大化)
さて、ここまで資産の視覚化をし、倹約戦略と投資戦略を実践してきました。
この2つの戦略を半年間実践しただけで、急速に資産が増えてきました。
(あとで確認するFIREを目指すことによる資産効果は、この2つの戦略の効果のみです)
ここまでくると、資産の長期的見通しが立ちます。
資産の長期的見通しが立つと、人生の安定感が出てきます。
つまり、人生でチャレンジがしやすくなるマインドになります。
さて、貯蓄への取組みがストイックで印象的な三菱サラリーマンさんは、まさに「給与所得→投資」でFIREした方でした。
投資戦略の効果は、資金量に多くを依存します。
100万円を投資しても、利回り5%で5万円にしかなりません(その上、利益には税金もかかりますし、変動リスクも伴います)。
安定した長期分散投資には元手がいるということです。
そして元手を増やすには、人的資本を使って稼がなくてはいけません。
三菱サラリーマンさんは会社員としてかなりの高年収の方でした。
だからこそ、若くして「給与所得→投資」でFIREが可能であったと思います。
「給与所得→投資」でFIREできれば個人的にはベストだと思います。
ただ、誰もが給与所得が高い環境にいるわけではありませんので、再現性では低くなってしまいます。
そこで、副業や事業を起こすことで、稼ぎそのものを増やす戦略が必要となってきます。
それをここでは事業戦略と呼んでいます。
会社で働きつつも、倹約戦略と投資戦略を実行して人生の安定感を高めながら、
副業や自分のビジネスを築く事業戦略にシフトしたほうが生産的だと考えます。
「サイドFIRE」は先にご紹介したとおり、セミリタイアに近い概念で、生活の必要最低部分を不労所得から得つつも、残りは労働で収入を得るスタイルです。
このサイドFIREは、UberEatsに代表されるギグ・エコノミー的な働き方と相性が良いとされています。
また、ランサーズやクラウドワークス、ココナラといったクラウドソーシングプラットフォームで単発の仕事を受注するフリーランスも増えています。
サイドFIREのように単発の仕事でのんびり働いて暮らすのもいいですし、自分の事業にハマっていくのもありだと思います。
事業戦略を支えるのは、倹約戦略と投資戦略です。
この2つの戦略が軌道に乗っていれば、安定感を得ながら事業戦略にチャレンジできるのではないでしょうか。
そして、この事業戦略は、その再現性に関しては各人の特性に大きく依存します。
そこで、現在、個人的に注目している稼ぐスキルについて確認していきたいと思います。
マーケティング
稼ぐことに関して、全ての土台となるスキルです。
モノを売る仕組みをつくることです。
どの専門分野であっても全体を俯瞰するマーケティングと絡めて施策を打つ必要があります。
関連で、行動経済学、心理学が参考になります。
ブログ・アフィリエイト
数ヶ月、自分で運用していてわかるのですが、稼ぐ難易度は高いと思います。
しかし稼いでいる人は稼いでいるようです。
いわゆる、デジタルマーケティング・WEBマーケティングといったビジネススキルの勉強になります。
この分野では、SEOというGoogle検索エンジンに上位表示されることが重要となります。
上位表示されれば、自分のサイトを訪れる人が増えるので、広告収入(A8.net
など)を得やすくなるという仕組みだからです。
TwitterなどSNSマーケティングと連携させることも多い特徴があります。
ライティング
マーケティングやプロモーションの一部に位置付けられたりしますが、単独のスキルとして重要だと思います。
成約率に結びつくようなセールスライティングが代表的です。
ひな型に沿って書くことから始めると効果がありそうです。
プログラミング
自分の場合は、本業の関係でWEBサイト制作の必要があって勉強しています。
こちらの場合は、HTML、CSS、PHP、Javascriptなどの言語が関わってきます。
デザインの知識も必要です。
ブログでは、上記と関わるWordPressというCMS(コンテンツ管理システム)が使われます。
また、近年注目されるデータ分析や機械学習・深層学習の場合は、
Pythonとそのライブラリのほか、TensorFlow、Pytorchといったライブラリが使われています。
Udemyで安価に学べます(セール中を狙ってください)。
動画編集・サムネイル作成
YouTuberの増加とともに需要が伸びています。
AdobeのPremierProがよく使われます。
コンテンツ作成
note、kindleに自分のノウハウをまとめて販売します。
書籍の出版はなかなか難しいでしょうが、電子書籍なら難易度はかなり下がります。
ガイド
TABICAという街歩きイベントなどの情報を提供する体験型観光のプラットフォームです。
コロナ禍では難しい局面が続きますが、デジタル分野が広がる中で、やはりリアルの体験価値がより一層高まります。
個人的には、お金はとっていませんが、都内や地元をガイドすることがあります。
以上、個人的に関心のある稼ぐスキルでした。
最近の副業ブームと重なるところも多かったと思います。
最後に、裏技というわけではないですが、
会社勤めなどの本業で、自分のビジネスに活かせそうな業務があれば、
その業務を積極的に取りいった方がいいということをお伝えできればと思います。
これができれば、本業をしながら自分のビジネススキルを学べて一石二鳥となるからです。
例えば、自分の場合は、WEB制作を学びたかった折に、本業でWEBが必要となる機会があったので、その業務を積極的に取りにいきました。
結果、業務時間中にWEB制作のスキルが上がりました。
本業を自分の向上させたいビジネススキルに寄せていく、ということができると、人生の生産性が高まります。
3.資産半年で200万円/年間で600万円増えました(他にも良い影響あり)
それでは、最後にこの半年間、FIREを目指したことによる効果をお伝えします。
資産が増えた
当然ですが資産は増えました。
2020/09/01から2021/03/01までの
半年間で約200万円増やすことができました。
さらに1年前と比べると、600万円以上資産が増加していました。
(この間、株高の影響が大きいですが、車両の売却など固定費削減にも努めました。)
こちらは、倹約戦略と投資戦略の2つだけの成果となります。
何が重要なのか、価値観を見直せた
これは倹約戦略のところで明らかになる部分でした。
自分の人生で何が本質的に重要で、何がムダなのか見直すことができます。
これができていないと、おそらく浪費を招くことになります。
長期分散投資で得られる不労所得は3〜7%程度です。
1億円あっても5%では500万円くらい。
少なくはないですが、1億円あったとしても500万円にしかならないのです。
なかなか贅沢な暮らしというイメージは湧きません。
自分にとって「自由」「時間」「好奇心」が重要な価値観です。
(自分の「死」を想像したとき、何を後悔するかを考えることもいいトレーニングです)
よってお金を使うときは、自分の価値観に合うものを厳選して買いますが、合わないものは買いません。
メリハリが重要です。
健康になった
自分にとって重要な価値「自由」「時間」「好奇心」を満たすのに健康は欠かせませんでした。
その結果、ブログ内でもご紹介している「プチ断食」を実践するようになりました。
こちらは開始して100日程度ですが、自分の人生で取り入れた習慣としてはベスト3に入ると思っています。
ブログ内で投資や断食を扱っていて一見無秩序と思われるでしょうが、
これは自分の中ではつながっていて、
「FIRE目指す→倹約する→価値観の見直し→自由や時間が重要→健康が土台→プチ断食の実践」といった具合です。
仕事が早くなった
健康になったので、集中力が明らかに増して、仕事の生産性が上がりました。
関心の低い仕事をさっさと終わらせて、関心のある仕事に注力できるようになります。
組織という縛りのある中でも、自己裁量権を上げていきます。
新しい目標ができた
FIRE目標額とは別に、自分の事業を持ちたいという願望が生まれました。
現在の状況
■家族:独身
■職業:フルタイム・事務職
■住居:実家(関東)
■投資:インデックス投資(コア)+ビットコイン(サテライト)
おまけ:FIREシミュレーション【無料】
最後まで読んでいただきましたありがとうございました。
「FIREシミュレーション」を作成しました。
こちらのスプレッドシートの青字部分を入力すると、
FIRE目標金額、投資シミュレーション、FIRE到達期限などがわかります。
FIREシミュ(exel)
FIREシミュ(numbers)
参考:年収と手取りのシミュレーションはこちらをどうぞ。
目標が可視化されると思います。
ぜひ利用してみてください。
そして、ぜひ一緒にFIREを目指しましょう!