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はじめに
人口減少、少子高齢化、下降気味の日本。
それでも、世界全体からみれば世界3位のGDP規模を誇ります。
そしてまだ、
FIRE(経済的自由)を目指す余地が残っています。
この記事ではFIREという生き方を簡潔にご紹介します。
FIREの条件、達成方法、実例、目指すことのメリットを書きました。
◾️FIRE:人生の主導権を握る生き方
FIREは
”Financial Independence, Retire Early” の略称。
「経済的に独立して、早く引退しよう」
人生を金銭的な理由で縛られない、経済的自由を達成した状態。
たとえば、
株式のインカムやキャピタルゲインなどの資産所得が、
日々の生活費を上回っている状態のことです。
:資産所得 > 生活費
この状態になると、
経済状況に左右されず、
自分の時間をコントロールし易くなります。
つまり、
FIREとは人生の主導権を握る生き方だといえます。
FIREを知ったとき
非常に魅力的だったので、
目指してみることにしました。
そして実際に、資産を増やすことができました。
その経験から、
FIREは多くの人が目指す価値のあるものと感じています。
大きなデメリットはありません。
なお、必ずしも早期退職を推奨しているわけではなく、
いつでも退職できるだけの余裕を持った状態。
これを目指すといったかんじです。
◾️FIREの目標資産:25年分の生活費
さて、実際にどれほどの資産があれば、
生活費を上回る不労所得が得られるのでしょうか。
必要となる目標資産は、
人それぞれで、
生活費によって異なります。
そこで、以下のような目安があります。
:生活費(ひと月) × 12ヶ月 × 25年
この式によれば、
ひと月の生活費が20万円の人は、
12ヶ月(1年間)で240万円の生活費。
それが25年分なので、
6,000万円が、FIREの目標資産となります。
ひと月の生活費 | 1年間の生活費 | 25年分の生活費(FIRE目標資産) |
---|---|---|
10万円 | 120万円 | 3,000万円 |
15万円 | 180万円 | 4,500万円 |
20万円 | 240万円 | 6,000万円 |
25万円 | 300万円 | 7,500万円 |
30万円 | 360万円 | 9,000万円 |
いかがでしょうか。
けっこうな金額をですね。
とはいえ、
漠然としていた経済的自由のゴールが、明確化されたのは大きな一歩です。
ゴールが明確になれば、
到達するための手段も見えてくるはずです。
FIREのゴールは、生活費25年分の資産を築くこと。
なぜ生活費の25年分なのでしょうか。
アメリカのトリニティ・スタディという研究によると、
米国S&P500インデックスファンドに投資して、
毎年4%分の資産取り崩しを25年間行ったところ、
資産総額は目減りをしないどころか、増えている可能性もあったという研究があるからです。
なお、これは毎年4%以上の利回りを確実に得られるという意味ではなく、
上下動があって数年〜数十年単位で長期間でならしたとき、
結果的に4%以上の成長を達成していたということになります。
また、ポートフォリオには債券も組み込まれています。
トリニティ・スタディは現在でも有効性が確認されており、
超長期間の資産取り崩しについても研究されています。
詳しくはこちらをどうぞ。
◾️FIREを目指す戦略:3つの戦略
FIREのゴールは、生活費の25年分の資産を築くことでした。
また、この資産が米国S&P500のような優良なインデックスファンドに投資されている場合、
毎年4%分の資産を取り崩しても、運用益が上回って資産が目減りしにくい。
生活費が、4%の資産取り崩し額を上回らない限り、FIREの状態にあるということです。
では、いかにして生活費25年分の資産を築いていけばいいのでしょうか。
以上の方法を実行すれば良いのです。
◾️FIREを目指す過程でのメリット:幸福度が上がる
FIREは多くの方が目指す価値があるものだと思っています。
人生の主導権を握れることはもちろんですが、
それ以外にも理由があります。
・FIREを目指す過程で、自分の価値観を知ることができる。
言い換えるなら、お金の使い方を見直すことにより、価値観に優先順位をつけることになるということ。
自分が本当に大事にしている価値と、そうでない価値との区別がつくようになります。
・価値観を理解できると、自分の幸福のツボがわかってくる。
・価値観の理解は、物事の判断スピードも上げる。
・目標があったほうがワクワクする。
・途中で挫折してもお金は残る。
いかがでしょうか。
FIREを目指してみるのも悪くないのではないでしょうか。
さらに、サイドFIREという方法もあります。
サイドFIREは、生活費の一部を資産所得でまかない、残りは労働収入で補うスタイル。
目標資産が半分に減ることもあるので一気に現実味が湧きます。
◾️FIREの実例
FIREはもともとアメリカで以前から流行っていました。
日本では2019〜2020年頃から流行っていたと思いますが、
2022年現在は株式市場が弱いためか、以前ほど騒がれなくなりました。
以下に有名な本を紹介しておきます。
◉アメリカの実例
📕自分がFIREを目指すきっかけとなった本
📕本場アメリカのFIRE取組で事例が豊富
📕アメリカFIREムーブメントはじまりの書
◉日本の実例
📕日本のビジネスエリートの達成実例
📕日本の40代の達成実例
◾️おわりに
この記事では、
FIREのエッセンスをご紹介してきました。
本格的にFIREに向けた
取組を紹介していくよ!
次回から自分の支出について見直していきます!